【二拠点生活・☐京都・☑埼玉】
昨日は、商社時代の旧友たちと都内で会食をした。
この仲間とはもう30年以上の付き合いになる。
仕事が忙しかった頃は、なかなか顔を合わせることもできなかったが、
近年は皆それぞれ落ち着き、年に3〜4回は集まるようになった。
待ち合わせは池袋駅前。
ちょうど寒波が訪れていて、東京とは思えないほどの冷え込みだった。
顔を合わせるなり「京都は雪だっただろう?」と聞かれる。
東京も京都も昨夜はほとんど変わらない寒さで、思わず肩をすくめた。
事前に幹事からは「フグかあんこう鍋」と聞いていたが、
どちらも予約が取れず、結局は居酒屋へ。

ところがそれが、皆にとっては大正解だった。
「たまには大衆居酒屋のほうが、あの頃を思い出すよな」
そんな声が上がり、自然と話題は若い頃へと戻っていく。
出張続きで日本中を飛び回っていた日々。
仕事の話よりも、どこの店が美味しかったとか、
綺麗なお姉さんがいたとか、今となっては他愛もない思い出話ばかりだ。
海外では思うように仕事が進まず苦労したことも、失敗したことも、
気がつけばすべて笑い話になっている。
やがて話題は定年後のことに移った。
この会で一番のお金持ちの友人が、突然
「定年したらマダムは店をやらないか?」と言い出す。
何のお店かと聞けば、意外にもスイーツ。
「なんで私がスイーツ?」と思わず笑ってしまった。
関西の友人たちと「定年したらお客様はおじいさんでスナックでもやろうか」と
冗談半分で話していたことを伝えると、
「それはいい!」と大盛り上がり。
出資するから京都の祇園でやったらどうだ、という話にまで発展した。

水商売はまったくの素人だけれど、私たちの共通の友人に
元銀座のクラブのママがいる。
彼女は若い頃、銀座で五本指に入るほどの売れっ子で、
当時スキャンダルを起こした有名人との写真が、
写真週刊誌に載ったこともある。
アラブの王様の話から銀座のシステム、銀座で上に上がるための努力と苦労話。
彼女の話はいつも面白く、興味深い。
彼女はそこで一流の方々と接し思考や戦略、あり方を学んだと言っている。
銀座引退後は、その経験を生かして事業を起こし、大成功しているのだから本当にすごい。
彼女に学びながら、スナックにチャレンジするのも面白いかもしれない。
利益追求ではなく、お客様も私達も老後の楽しみとボケ防止(笑)
そんな話に、皆が大きくうなずいた(笑)
次回のこの会は、関東屈指のパワースポットで三峯神社へ一泊で行くことになった。
私たちは昔からよく通っている場所だ。

三峯神社は真冬の今頃に訪れ、凛と張りつめた空気感の中、本殿で祈祷を受けるのがいい。
大太鼓の音が山と体に響き渡り、「この山の霊気を感じ取ってください」と言われ、
雪の積もる極寒の中でしばらく瞑想したこともある。
あの感覚は、今でも忘れられない。

以前は山へと登るロープーウェイがあった。
今は雪道を車で上がるのは危険だけれど、春先なら安心だろう。
まだまだパワーを欲しがる旧友たちとの三峯神社一泊旅行。
こちらも本当に良い仲間達。
元気で集まれる事に感謝して、次回も楽しみだ。